アブ-アリ・プロジェクト

安全な農業の模索

アブ-アリの活動の一つに、環境保全(棚田づくりの奨励、森林保全活動、有機農業)と言うのがあります。
今日はこれについて、少しお話をさせていただきます。
森林研修
↑ 子供たちを連れての森林研修

続きは

山岳民族は自給自足の焼き畑農業(米・とうもろこしを無農薬で)やってきました。
一箇所に定住しないで、転々と移動していた。

1985年に焼き畑農業禁止の法律が出来て、定住するようにという政策になりました。

同じ土地で同じ作物を作るから、土地が痩せる。
だから化学肥料を使うようになりました。

経済活動としての農業を奨励されてきたので、
農薬を使って大規模に作るようになりました。
除草剤も使うようになりました。

農業の近代化の波に押されて、山岳民族の村にも問題が押し寄せてきます。
① 健康問題
② 借金問題
③ 限られた土地の奪い合い

彼ら山岳民族は、タイ語が読めない
だから、それら化学薬品の使い方が良くわからない。
勢い、必要以上に大量に使ったりする。それが川に流出し、水質汚染につながる。
自分の身を守る防護マスクなどを着用せずに散布してしまう。
そうやって、直接間接に健康被害が出るようになりました。
実際、トマトとキャベツの栽培で、5~6人亡くななってしまう事件も発生しています。
川で水浴びをしている子供たちは、毎年皮膚病に悩まされています。

近代農業をするのに、高額なお金が必要になってきました。
貧しい山岳民族は借金をしなければならないのですが、
結局、借金を返せないで、人身売買、麻薬の運搬などに手を出してしまう悪循環に陥ってしまいます。

限られた土地で大規模農業をするように変わってきたので、土地の奪い合いが発生する。
仕方なく、森林を伐採して農地にする。
山が弱くなってきます。

アリヤは何とかしたい。

焼畑をしなくても良い棚田造りの奨励。
農薬の適正で、安全な使用のための講習会、
化学肥料でなく自然肥料のつくり方の指導
低農薬農業の奨励、付加価値の高い作物の導入
植林の奨励

これらの活動を、アブアリとしてすすめています。
現在のところ、予算が回らず、思うように活動が出来ていませんが、
村人との交流会を通じて、自然肥料つくり、果樹の苗木配りなどの活動をしています。

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