アブ-アリ・プロジェクト

寮での生活③

寮の子達は自立した生活を送っていますが、その中でも一番驚いたのがコンクリートで雨水が通る水路を男の子たちが作っていたことです。まだ中学生なのに慣れた手つきで作業をこなしていました。

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コンクリートの粉、砂利、土、水を良く混ぜて水路を完成させていました。私たちでは業者に頼むようなことも自らでやってのけ、それを当たり前にこなしている寮の子供たちの生活ぶりにはいつも感心させられます。便利さが何しも良いというわけではないように感じました。

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寮の子供たちは本当に仲が良くて、遊び始めたら自然と皆が集まってきます。夜、男子部屋へ遊びに行くと何か遊びを始めるらしく、瓶2本とお札を持って出てきました。

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このように瓶でお札を挟み、瓶を倒さないようにしてお札を抜くという遊びです。身近にあるものでお金をかけず、楽しい遊びを考え出すことができます。この写真の男の子は、この遊びのプロです(笑)私たちは何度やっても一度も成功しませんでした。。。。
この遊びも最初は私たち2人と男の子4人でしていましたが最終的には寮の全員が集まりました。

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みんなで順番に回して寮母さんも含めてすごく盛り上がった夜でした!!!

 この寮には国籍がないため他の学校には行けない子供が何人かいます。親に国籍がないため自動的に子供にも国籍はないのです。国籍は取ろうと思って簡単に取れるものではなく、いろいろな段階を踏んでから取ることができます。20歳を超えて国籍がないままタイに滞在することは犯罪になるけれど、子供のうちは国籍を取れる可能性が十分にあります。
例えば、学校でなんらかの賞を取れば国籍取得に近づきます。それに向かって寮の子供たちは日々奮闘しています。私たちが滞在中も2人の寮の子供が賞を取り、表彰されました。このプロジェクトに参加するまで、国籍がない人がいることや国籍の取り方については考えたこともなかったのでとても衝撃を受けました。これからも、アリヤさんたちの力を借りて国籍取得に向けて頑張ってほしいです。

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(アカ族についての話へ続く)

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