アブ-アリ・プロジェクト

自立へ向けての一歩

今日は、アブ-アリの活動の柱のうち、文化の継承活動についてお話ししましょう。
山岳民族としての誇りを守るために、伝統手工芸品の伝承もアブ-アリの大きな活動の一つになっています。
機織り研修
↑ 講師を招いて織物研修

続きは・・・・・

*******************


アブアリの活動の中に手工芸プロジェクトという大きな柱があります。

アイデンティティーを守るだけでは生きていけません。少しでも現金収入の足しになることもしなければならない。
手工芸品活動の利益をアブ-アリの活動に回し、自立を目指したいと言うのが、現在の夢です。

アカ族の刺繍は、魔よけの意味が込められていて、昔からありました。
アブアリの活動の中では、タイ文字の練習に使われたりしたんです。
刺繍タイ文字練習(←画像をクリックしたら拡大します。)
↑ 大人たちにとっては、鉛筆や紙でタイ文字を書くことには慣れない。でも、針と糸を使ってならタイ語を覚えられる。

文化が変わるにつれ、子供たちに教育を受けさせたくなったが、現金収入に乏しい。
文化が変わるにつれ、伝統工芸品が失われていってしまうんではないか?

と言うような必要性やら不安から、アブアリでは染め物、刺繍、機織りなどを村人に伝え文化の継承を図り、同時に現金収入につなげる活動をしています。
織物研修2
↑ 講師を招いての講習

子供たちのミシン研修
↑ 子供たちへのミシン研修

これらの活動は、アリヤの妻、アミーが中心になって行っています。
作品のいくつかを紹介しましょう。

アカの布
↑ 山の人々に、このように刺繍をしてもらって、それから製品にします。
アカの財布
↑ アカ族の財布です。
アカの財布2
↑ アカ族の財布です。
4カレンの小銭入れ
↑ カレン族の小銭入れです
5モンのポーチ
↑ モン族のポーチです。
6ヤオのポーチ
↑ ヤオ族のポーチです。
7ラフのコースター
↑ ラフ族のコースターです。

類似品が安くで多く出回ってますので、販売は苦戦を強いられてます。
類似品はタイ以外の近隣諸国からの輸入物が多く、そこでは山岳民族が工場等で法外に安い賃金で働かされてます。
観光地で売られている物の多くは、そのようなものが多数あります。
アブ-アリ・プロジェクトの場合は、プロジェクトのリーダー自身がアカ族ですので、地元の人間とよく話し合い、伝統文化の継承の意味合いも良く解かってもらったうえで、作り手も満足の値段で買い取っています。そして、販売先を探しています。
作品にどのような意味が込めらているのか、お分かりいただければ、買い手の皆様にとってもご満足の頂ける値段で、ご提供できるのではないかと思います。

この手工芸品プロジェクトは、山の人々への現金収入の一助にはなっているのですが、プロジェクトとしての利益は出ていません。アブ-アリ・プロジェクト自立の柱になるのは、まだまだ先のようです。

アブ-アリ自立への道について、今日は書きましたが、農業分野でも自活の道を探っています。
特に安全な農業を広めたいと言う願いを込めて、作物を栽培したいのですが、
先立つもの・・・アブ-アリの土地が狭くて、今は子供たちが食べる分を作るのに精いっぱいです。
次回(来週の土曜日かな?)は、そんな農業の話をしたいと思います。

関連記事
スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック